みなさん、こんにちは!
大阪市西淀川区、ひめじま本通整骨院です。
ご飯を食べる時や喋る時に口を開けると耳の前や頬から頭やこめかみが痛むこと、口が開きにくかったこと、噛む際に音が鳴ったりすることなど身に起きたことはありませんか?
今回のテーマは、「顎関節症」について書きたいと思います!
<額関節症とは?>
3つの痛む疾患があります。
➀開口時痛(口を開けると痛む)
➁開口障害(口が開かない)
➂関節雑音(あごで音がする)
これらの症状は、顎の関節を構成する骨、筋肉(咬筋{こうきん}、側頭筋)の使い過ぎなどの異常により起こります。
タイプ別にも分けられていて、
Ⅰ型(筋肉の異常):あごの筋肉(咬筋、側頭筋)の使い過ぎ
Ⅱ型(関節靭帯の異常):無理に口を開けたり固いものを食べたり歯ぎしり食いしばりで生じる
Ⅲ型(関節円板の異常):上顎の骨と下顎の骨の間に存在する関節円板はクッションのような役割をしています。それがズレてしまうことでカクカクといった関節雑音が生じる(関節雑音➔開口障害になることも)
Ⅳ型(骨の異常):下顎骨の関節突起の変形によるもの。骨なのでまずレントゲンを撮影し骨の変形がないかをみる
Ⅴ型(どれにもあてはまらない)
<原因>
・猫背(背中が丸くなることで顎が出てくる)
・ストレス(顎周りの筋肉が緊張する)
・頬杖をつく
・高い枕で寝る
・物を食べている際に片方で噛む
・歯ぎしり、食いしばり
原因は全て顎に力が入ることにより起こります。
<治療>
治療としては、顎が前にでないよう姿勢矯正をし、顎の筋肉(咬筋、側頭筋など)を緩め血行を良くし関節円板の動きを円滑にします。
手技以外にも、鍼や電気治療で緩めていきます。
<改善法>
負担を減らすことが大切なので固いものを食べたり大きく口を開けないことなどがあげられます。
・歯牙接触癖(しがせっしょくへき)「TCH」
無意識に上下の歯が接触している癖のことをいいます。
食事や会話などでも1日に上下の歯の間が接触している時間はなんと20分程度と言われています。
無意識過ぎてそんなにしか接触してないのか!?って思いませんか?私は思いました!
なので、どれだけ顎に負担をかけてはダメなのかがよくわかりますよね。
この癖がある方は接触を辞めることと力を抜くことを心掛ける必要性があります!
他には咬筋や側頭筋などは自分でも触れることが出来るので自分で緩めることもできます。
口の中を膨らませることで頬の緊張をとるやりかたもあります。
<最後に>
手術やマウスピースなどに頼らなくても治せる症状です。
顎が痛くなるとどこへ受診したらよいかわからない方もいると思いますが、整骨院でも十分対応できる症状なので安心してご来院ください!
執筆者:鍼灸師 ひめじま本通整骨院 多田翔真
皆様が今以上に楽に生活を送って頂けるように、痛みや不調の根本的な原因を改善するための知識・技術を日々追及しています。日常生活での使い方のクセや仕事やスポーツなどでの身体の使い方など、ご自身では気付けていない痛みや不調の元となる悪い習慣を改善できるように、身体の使い方や普段からできる筋トレやストレッチなどもアドバイスさせていただきます。
お電話ありがとうございます、
ひめじま本通整骨院でございます。