こんにちは!ひめじま本通整骨院の田中と申します。
9月になりそろそろ秋がやってきて涼しくなってくる頃だと思いますが、まだまだ暑さが続いていますね…。大阪本当に暑い…。
暑いと外に出たくなくて家に篭ることも多かった8月だったと思います。
さて今回私がお伝えしたい症状は「肩こり」です。
では実際肩こりとはなんなのか、どうしたら起こるのかをまず説明させて頂きます!
肩こりとは首、肩周りに着いている筋肉が固まってしまったり、引き伸ばされたり、あるいはストレスがかかっている状態で過ごしていくうちに肩と首に痛みが出てくるのが肩こりです。
実は肩こりと首の痛みは関係していることがあります。
頭の重さは約5~6kgで、その重さを支えているのが首です。首が前に傾くと首の後ろの筋肉が引っ張られることにより、首だけでなく肩にも負荷がかかっていきます。
これが肩こりの一因になることもあります。
肩こりになりやすい方の例は
・デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっている。
・カバンをいつも同じ方の肩にかける。
などといった片方の肩に負担がかかったり、同じ姿勢をとり続けることで引き起こします。
ではなぜ肩周りに負担がかかってしまうのか、体のメカニズムを説明していきます。
はじめに体の基本について
体を支えているのは骨ではなく筋肉が均等につりあって骨格を支えています。
なので、パソコンや料理、洗濯、車の運転など日常生活で様々な動きや姿勢が身体を前に倒す要因としてたくさんあります。
その生活を送っていくとだんだん肩に負荷がかかっていき、負荷がかかると背中、肩の筋肉が引き伸ばされて徐々に筋肉が固まっていきます。それにより、肩の血行が悪くなっていき、最終的には首の方にまで症状が出てきます。 その均等に支え合っている筋肉の事を拮抗筋と言います。
拮抗筋とは互いに反対の作用を同時に行う一対の筋肉のこと。
例えば肘を曲げる動きで腕の前につく上腕二頭筋、後ろにつく上腕三頭筋
上腕二頭筋が曲げる、上腕三頭筋が伸ばす働きを持っています。
肘を曲げた時にセーブをかけているのが上腕三頭筋、これが拮抗筋です。
体が動いている時と立っている、座っている時では働いている筋肉が違います。
立つ、座るに働いているのが抗重力筋と言います。
抗重力筋とは、地球の重力に対して立っている時や座っている時など様々な姿勢の維持をする筋肉のことを言います。この抗重力筋は運動など体を動かしているときに働いているのではなく、姿勢を維持しているときに働いている筋肉です。
抗重力筋は大まかに主要の5つがあります。
- 背中:脊柱起立筋、広背筋
- 腹筋:腹直筋、腸腰筋
- お尻:臀筋
- 太もも:大腿四頭筋
- ふくらはぎ:下腿三頭筋
この中でも強く働く筋肉が体の前につく腹筋と太ももです。
人間は四足歩行だった名残で体が前に傾く傾向があります。なので後ろについている背中やお尻、ふくらはぎの筋肉はもともと強く働く前の筋肉に対して抵抗しなければなりません。皆さんが親しみなれた言い方であると猫背、背中が丸くなっている状態になっているという事です。それにより人間の土台である骨盤から離れている首、肩に重だるさや疲れが取れない感じといった症状があげられます。
この背中が丸くなっている姿勢を続けていくと首から肩にかけて筋肉が姿勢を保つために緊張し、緊張している状態で動かしたり維持したりするとどんどん筋肉も固くなっていくことにより肩や首周りに酸素が行き届きにくくなって血行が悪くなり、最終的に血行不良、神経の圧迫が関わってきます。
それにより肩こりからの頭痛が起きる可能性が格段に上がります。
頭痛になった、肩が痛い、重だるいといった症状をお持ちの方、なぜ体が痛いのか疑問に思っている方、ひめじま本通整骨院でお身体を診させて下さい。
こちらの院では症状を根本的に診て治療していきます!
肩が痛いから肩だけを治療する、腰が痛いからじゃあ腰を治療しますは行いません。
手技、電気、鍼、日常でできるストレッチなど、患者様に合った体の見立てや治療を行っていきます。
別の機会で肩の症状や疾患、頭痛などお伝えしようと思っています。
あなたが素敵な一日を送れますように。
ひめじま本通整骨院の田中がお送りしました。
執筆者:鍼灸師 ひめじま本通整骨院 多田翔真
皆様が今以上に楽に生活を送って頂けるように、痛みや不調の根本的な原因を改善するための知識・技術を日々追及しています。日常生活での使い方のクセや仕事やスポーツなどでの身体の使い方など、ご自身では気付けていない痛みや不調の元となる悪い習慣を改善できるように、身体の使い方や普段からできる筋トレやストレッチなどもアドバイスさせていただきます。
お電話ありがとうございます、
ひめじま本通整骨院でございます。