『その症状自律神経の乱れかも?』

みなさんこんにちはひめじま本通り整骨院の加藤です。

7月も終盤に差し掛かろうとしていますが、体調の方は大丈夫でしょうか?

こまめに水分補給をし、熱中症にならないように気をつけましょう!

 

さて、本題に入るのですが、自律神経についてはご存知でしょうか?

最近はテレビなどでよく見たり聞いたりすることも増えたと思いますが、詳しくわかっていない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

まずは、自律神経について説明していきます。

 

自律神経とは身体が自律的(自動的、勝手に)に働く神経であり、呼吸・体温・血圧・心拍・消化・代謝など24時間365日働き続けています。

2種類あるのですが1つ目が『交感神経』です。

交感神経とは昼間や活動している時に働く神経です。

ストレスを受けたり、興奮したりすると活発化しやすい特徴をもっています。

交感神経の働きが活発になると、例えば、血圧を上げる・心拍数を上げる・筋肉を緊張させる・発汗を促進させるなどがの身体的変化が現れます。

 

対して2つ目の『副交感神経』です。

夜間やリラックスしている時に働く神経です。

心拍数及び血圧の低下・消化器官の活動増加・気管支の収縮など身体に必要なエネルギーを節約する反応が起きます。

副交感神経の働きが活発になると血圧を下げたり・心拍数を下げたり・筋肉を弛緩させたり・発汗を抑えたりする働きをもっています。

 

この2つが体内でうまくコントロールができなくなり乱れることが「自律神経失調症」と言われています。不規則な生活習慣や睡眠不足・過労などにより自律神経のバランスが乱れ身体に影響を及ぼすことをいいます。はっきりした内臓や器官によるものではないため、症状の現れ方もとても不安定です。

交感神経・副交感神経の2つはどちらがいいという訳ではなく、両方がオン・オフになり状況に応じてバランスよく切り替わる状態が理想的になります。

昼間、学校の授業や仕事に集中したい時には交感神経が優位になり活動のスイッチが入らなければ活動ができません。夜、しっかり休んで疲れを取るためには休憩・お休みのスイッチに入ることが理想的になります。

しかし、ストレスなどの刺激が長時間続くとその2つの神経のバランスが崩れてしまい、交感神経の活動が強くなりすぎてしまい過緊張状態になり、自律神経失調症になってしまいます。また、自律神経失調症の原因は症状が1人1人違うようにその原因もまた1人1人違います。 自律神経のバランスが乱れるのにはいろいろな原因が複雑にからみあっていると言われています。

 

では、どんな症状が出るのか説明していきます。

動悸・めまい・頭痛・息切れ・腹痛・下痢・吐き気・耳鳴り・不眠症・全身の重だるさなど他にもたくさん出てくるものはあるので紹介しきれないですが、少し上げただけでもこんなにも出てきます。

 

例えば、頭痛の症状であれば『片頭痛』ズキズキする脈打つような強い痛みかまでます。

痛みとしては数時間から数日続く場合もあります。頭痛と同時に吐き気も伴ったりします。

緊張性頭痛』頭を締め付けられてるような圧迫感がでます。我慢できない程ではない痛みがあり数時間から数日痛みがでる場合がありますがこちらは反復性に続く場合と毎日続く場合があります。

腹部の症状であれば『過敏性腸症候群』下痢や便秘や腹痛などを引き起こし胃腸の働きが悪くなり、胃のむかつき・胃もたれ・吐き気などの症状もでます。

心身の症状であれば『過換気症候群』息苦しくなったりし呼吸数が早まったりします。

不安感』気持ちの整理ができなくなり、心配事が頭から離れなくなったりなど様々な疾患に関係してきます。

 

では、次に自律神経の整え方についてご説明していきます。

4つ程簡単に紹介していこうと思います。

 

1つ目は深呼吸です。

呼吸は自律神経を制御するための重要な要素です。
呼吸を意識的に行うことで、自律神経のバランスをある程度コントロールする事が出来ます。

交感神経優位(ストレスでイライラや緊張している)時に、意識的にゆっくりと深呼吸することで交感神経と副交感神経へのバランスを取り戻すことができます。

深くゆっくりとした腹式呼吸などを意識して行ってみましょう。

 

2つ目が適度な運動です。

適度な運動は自律神経のバランスを整えるためにとても重要です。特に有酸素運動やストレッチなどの軽い運動は、交感神経と副交感神経の働きを調整し、ストレスを軽減する効果があります。

ストレッチもオススメです。身体と心はつながりが強く筋肉が硬くなっていると精神的にも緊張しやすい状態になります。自律神経は首や肩周りには自律神経が密集している場所でありここが緊張して硬くなっていると自律神経の働きにも影響がでてきます。

また運動することによって睡眠の質も向上するという良い事があります。

 

3つ目がストレスです。

ストレスは自律神経のバランスを崩す要因1つです。ストレスの管理をすることで、自律神経の調整を促進することができます。

過度なストレスは交感神経を優位にして、自律神経の乱れを引き起こします。特に、病気や疲労で免疫力が低下しているときは、ストレスへの耐性も低くなり酷くなると鬱病などにもなりやすくなります。また生活環境が変わることで、ストレスを感じやすくなり自律神経が乱れることもあります。
ストレスを軽減するためには、適度な運動や趣味の活動やリラックス法などが効果的です。

睡眠の質を上げるためにもストレスの管理は必要になります。

 

最後が食事の管理です。

自律神経を整えるためには、食生活の改善も必要不可欠です。バランスの取れた食事を摂ることで、栄養素の摂取量を調整し体内の機能を正常に保つことができます。

自律神経と腸内環境の間には密接な関係があり、腸を整えると自律神経のバランスも整います。そのため乳製品や発酵食品などを摂取し、腸内環境を整えることが重要です。また、腸を整える働きがある食物繊維を豊富に含む、ゴボウやこんにゃくなどを日常的に食べることもおすすめです。

また食事の時間や食べるスピードも自律神経に影響を与えるため、ゆっくりと食事をすることが大事になります。

 

自律神経は脊柱から出ているため、自律神経が乱れると緊張を起こして背中も硬くなり、息苦しさなども感じやすくなります。肩首周りの緊張が起こってる筋肉に対して電気治療でアプローチを行い筋肉を緩ませ血流を良くする事で背中の動きが変わり神経の流れも変わり呼吸もしやくなりそれらの症状をよくするためにも背中の動きを良くすることが効果的です。

 

当院では自律神経の失調に対しての施術は手技療法や電気治療や鍼灸などを起こっています。手技や電気治療の場合固まっている筋肉に対してアプローチを原因に対して根本的に治療を行っています。

特に鍼灸は、体内で自動で働いている自律神経を、外から刺激を加えコントロールすることで、自律神経のバランスを整え、心身共にリラックスさせる効果があります。

 

鍼灸治療は、身体的な症状の緩和だけでなく、ストレスの軽減などにも効果があります。また、心身のリラックスは睡眠の質の向上にもつながり、日常生活の質の改善にもなります。

 

これらのお悩みをお持ちの方はご相談だけでも結構ですので当院に一度ご来院ください。

お1人お一人の症状にあった改善方法や治療方法をご提案させて頂きます。

自律神経失調症でお悩みの方は当院スタッフが全力で対応させていただきますので、一緒に改善を目指して治していきましょう!

 

ひめじま本通整骨院