本当の四十肩・五十肩って知っていますか?

こんにちは!

大阪市西淀川区姫島

阪神本線姫島駅から歩いて1分の「ひめじま本通整骨院」です。

 

夏本番!

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

子供たちが夏休みに入ったようで悪戦苦闘しているご家族もおおいのではないでしょうか?

私は夏休みという言葉の響に懐かしさを感じながら今日も施術させて頂いております!

 

さて今回はみなさま耳にしたことがあるでしょう「四十肩・五十肩」

「四十肩・五十肩」に正式名称があることはご存知でしょうか?

実は「肩関節周囲炎」と言うんです!

今回はこの「肩関節周囲炎」の症状などをご説明したいと思います!

 

 

肩関節周囲炎(五十肩)とは?

肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)は、一般的に「五十肩(ごじゅうかた)」と呼ばれる病気です。40代後半から60代くらいの中高年の方に多く見られ、特に50代で発症する人が多いことからこの名前がついています。

この病気は、肩の関節を取り巻く筋肉や腱、靱帯、関節包(かんせつほう)などが炎症を起こし、痛みや動きの制限が出る状態です。日常生活でも、服を着替えるときや髪を結ぶとき、物を高い場所から取ろうとするときなどに強い痛みを感じたり、腕が上がらなくなったりします。


なぜ起こるの?

肩関節周囲炎の正確な原因ははっきり分かっていませんが、加齢によって肩の組織が硬くなったり、血流が悪くなったりすることが一因と考えられています。普段の肩の使い方や、小さな外傷(けが)、また糖尿病やホルモンバランスの変化なども関係しているといわれています。


どんな症状がある?

肩関節周囲炎は、次のような段階を経て進行します:

  1. 急性期(炎症期)
     突然、あるいは徐々に肩に痛みが出てきます。特に夜間に痛みが強く、寝返りでも目が覚めるほど痛むことがあります。

  2. 拘縮期(こうしゅくき)
     痛みが少し落ち着く代わりに、肩が動かしづらくなります。腕が上がらなかったり、背中に手が回らなくなったりします。

  3. 回復期
     時間の経過とともに、痛みが減って肩の動きが徐々に戻ってきます。ただし、元の状態に完全に戻るには数か月から1年以上かかることもあります。


治療と対処法

肩関節周囲炎は**自然に治ることもありますが、放置すると長引いたり、肩の動きが悪いまま残ったりすることもあります。**そのため、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。

主な治療法は以下の通りです:

  • 薬物療法(痛み止めや炎症を抑える薬)

  • 温熱療法(温めて血流を良くする)

  • 運動療法(リハビリ)
     痛みの程度に応じて、ストレッチや軽い運動で肩の動きを維持・回復させていきます。


まとめ

肩関節周囲炎(五十肩)は、中高年に多く見られる一般的な肩の病気です。突然の肩の痛みや腕の上がりにくさが特徴で、放っておくと長期間つらい思いをすることになります。ですが、適切な治療やリハビリを続ければ、ほとんどの人が元のように動かせるようになります。早めの対処と根気強いケアが回復への近道です。

少しでも気になる症状などがあればお気軽にご相談ください!

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ひめじま本通整骨院

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