みなさん、こんにちは!
大阪市西淀川区、ひめじま本通整骨院です。
歳をとってから急に運動をしてふくらはぎや太ももが痛くなったり、過激な運動をして負荷をかけてしまい筋肉が痛くなることはありませんか?
今回のテーマは、「肉離れ」について書いていきます。
<肉離れとは?>
急な負担や運動をすると筋肉が耐えられなくなり断裂をする疾患です。
太ももやふくらはぎに多く起こります。
断裂と言われるとすごく怖いと思いますが断裂するのは稀です。(完全断裂だとブチッという音が聞こえることも)部分断裂が多いです。
そのようなものが起きると炎症、熱感、内出血を起こし患部が腫れ、激しい痛みを伴います。
<原因>
急激な運動、ダッシュ、ジャンプ、などで筋肉に負担がかかり対応できなくなり起こります。
運動しているときに限らず、筋肉が疲れていたり、弱っていたりするとちょっとした動作でも肉離れになってしまうことがあります。
なぜ、ふくらはぎと太ももに多く起こるのか?
それは、ダッシュ、ジャンプ、着地という動作がふくらはぎと太ももの筋肉が伸び縮みするためこの2つに起こりやすいです。
<処置>
・アイシング
肉離れは急性症状のため、すぐに冷やす必要性があります。
1番アイシングに最適なのは氷や氷水で冷やすこと、あとは安静にすることです。
アイシングには内出血の拡大を防ぐ効果がありますが、冷やし過ぎると筋肉が固くなり、回復に必要な血行が悪くなってしまいます。
なので、長くても30分程度にして下さい。
・膝を軽く曲げ、足を上げる
患部を心臓より高い位置に挙げると腫れを防止したり、軽減される効果があります。
・移動する時は足を着けない
整骨院や病院に行くまではできるだけ安静にしていただきたいので足を着けず移動すること。
ケンケンをしたり誰かに肩を貸してもらったりと工夫して移動してください。
<治療法、どれぐらいで治るのか?>
まず本当に肉離れなのかの検査を行います。
上向きになり足をゆっくり上げていき上がる角度の度数により重症度がわかります。
あとは、熱感であったり内出血、腫れがあるかどうかを確認します。
治療は症状の度合いにより、アイシングやマイクロカレントという筋肉の細胞を回復させる特殊な電気を使います。
動けるようになってくると、筋肉を緩め血行を良くし柔軟性をつけるためのストレッチを行います。
診断という形の検査法もあります。
超音波検査エコーで確認できます。
そういう診断は整骨院ではできないため、正確な診断をしたい人や念のためにって人は1度整形外科に受診していただきその後に整骨院で治療を受けてもらえたらなと思います。
完治には一般的に約3~5週間かかるといわれていますが症状の酷さにもよるため一概とは言えません。
<最後に>
普段から運動前にストレッチをしていれば肉離れを予防できます。
動かしたあとはすぐ冷やし、家に帰ったら湯船に浸かりしっかり温めること!
楽しい瞬間が一気に悪夢にならないように準備をすることが大切です!
もし痛めてしまったり気になることがございましたら是非当院にお越しください。
執筆者:鍼灸師 ひめじま本通整骨院 多田翔真
皆様が今以上に楽に生活を送って頂けるように、痛みや不調の根本的な原因を改善するための知識・技術を日々追及しています。日常生活での使い方のクセや仕事やスポーツなどでの身体の使い方など、ご自身では気付けていない痛みや不調の元となる悪い習慣を改善できるように、身体の使い方や普段からできる筋トレやストレッチなどもアドバイスさせていただきます。
お電話ありがとうございます、
ひめじま本通整骨院でございます。