みなさん、こんにちは!ひめじま本通整骨院の加藤です。
梅雨も終わり暑い日が続きますが、体調はいかがでしょうか?
水分補給をしっかりし熱中症には気をつけましょう!
・・・と言ったものの私は季節の変わり目に弱く体調崩しがちです。
本日のテーマは『骨盤と腰痛』についてお話ししていきます。
まず、腰痛がおきる原因として『骨盤が歪んでいるから』や『骨盤が傾いてるから』と言われたことや聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
なぜこんなことをお聞きしたのかと言うと、腰痛の原因の一つに骨盤の歪みや傾きが関わっているからです。
骨盤の歪みでも、いくつか種類があるのですが今回はよく見られる『骨盤前傾』(骨盤が前に傾いていること)『骨盤後傾』(骨盤が後ろに傾いていること)のタイプについて説明していきます。
では、なぜこの2つが多いのか説明します。
まず女性に多く見られる反り腰(骨盤前傾)ですが、なぜ反り腰になってしまうのでしょうか?
もともと私たちの体は、内臓の位置の関係から、前側に体重がかかっていてしっかり体を支える筋肉が働いていなければ、腰に負担がかかりやすいようになっています。女性の方が男性よりも反り腰になりやすいのも筋肉が弱いからだと考えられています。
例えば女性だとヒールの高い物を履くとどうしても重心が前にかかるので、太ももの前にある大腿直筋や下半身と腰を繋いでいる腸腰筋が硬くなり腰に負担がかかって骨盤が前傾する原因の1つになります。
次に猫背(骨盤後傾)についてですが、なぜ猫背になってしまうのか?
それは長時間同じ姿勢をしていること・筋肉の不足・普段の姿勢が悪い、など原因はいくつもあります。車の運転やデスクワークなどの長時間座っていることでの運動不足による筋力低下や、足を組んだりなど日常のクセによって筋肉が硬くなります。
そうなることで、上手く機能しないことにより骨盤を支えることができず骨盤が後ろに倒れてしまい繋がっている首・背中・腰の筋肉が伸ばされてしまいます。骨盤が後傾していると太ももの裏側にあたるハムストリングスや、骨盤の後ろ側から外側に伸びている梨状筋が硬くなりやすいです。
背中が丸くなるので実年齢より老けて見えてしまうことがあります。
腰の痛みが出る場所としては腰部(お尻と背中の間の場所)のことを言います。腰痛は様々な原因によって引き起こされることがあります。
慢性腰痛や急性腰痛(ギックリ腰)など骨盤後傾、猫背(骨盤が後ろに倒れている)が原因で症状が出てることが多いです。女性の場合だと反り腰(骨盤が前に倒れている)が原因でなることもあります。どちらかといえば骨盤後傾いわゆる猫背の原因の方が多いです。
腰痛の原因をいくつか例として上げると、エアコンの効いた部屋での作業で筋肉が冷えて硬くなることや、普段家でのんびりしてる時(テレビやスマホを見る際に頬杖をついたりして見ていること)や車の運転中やお仕事などの座り方が原因になることが多いです。他にも、座る時間が長ければ長いほどお尻周りの筋肉が硬くなりやすいです。
筋肉は縮むことで運動できるようになり身体の対側(逆側)の筋肉はそれと同時に伸ばされます。しかし、縮むことに痛みを感じるので、身体を動かすことで痛みという恐怖があることでより筋肉を動かさないように庇って動くようになります。
そうすると、本来正常な動きをする筋肉が伸び縮みさせなくなり不意に動いたとき、筋肉の伸び縮みがあった時に急に痛みとして症状が出る。これが繰り返し起こってしまい悪循環になります。
実際にお聞きする症状をいくつかご紹介しますね。
例えば、靴を脱ぎ履きする時・布団やベットから起き上がる時・中腰(下に置いてる荷物、物を取ろうとした時)食後椅子から立ち上がる時・仕事中長時間の座位の時など少し上げただけでもこんなに出てきます。まだまだ紹介しきれていない場合にも痛みが出てくることが多々あると思います。
ここで大事になってくるのが『臀筋群』になります。
なぜ大事になってくるかと言いますと両方のお尻に付いており、骨盤を支える上では必要不可欠な筋肉だからです。
この臀筋が車の運転や仕事での長時間椅子に座ることで筋肉が硬くなったり・デスクワークやスマホを見る際の姿勢の悪さ(頬杖を付いていたり、前のめりで画面みていること)などで上手く機能してないことにより骨盤を支えることができず骨盤が後ろに倒れてしまい繋がっている首・背中・腰の筋肉が伸ばされてしまいます。
骨盤が後ろに倒れることで、背骨の筋肉が引き延ばされ痛みが出ています。
そうなると、先程説明した通り筋肉はあるのに動かないことが増えて筋肉自体が伸び縮みすることが減り、不意に動いたとき、筋肉の伸び縮みがあった時に急に痛みとして症状が出ます。
臀筋が上手く働かなくなることによって骨盤の前傾や後傾が起こりその原因1つで首・肩・腰の症状が出てくる可能性がある、ということは分かって頂けましたか?
これは単純に骨盤が後ろに倒れないようにすることで、十分防ぐことができます。
どうしたら倒れないようにするかなんですが、簡単な方法がありますのでご紹介させて頂きます。座布団を二つに折ったものやバスタオルを何重かに折ってもらったものを座椅子や椅子の、背もたれの骨盤の場所に置いてもらうことで骨盤が後ろに倒れるのは防ぐことが出来ます。
ストレッチポールをお持ちの方はそれを背中に置いて座られたりする方もおられます。
しかし、これはあくまで紹介させてもらった方法は『腰痛を無くす』ではなく『腰痛を感じにくくする』ための対処法なので気をつけてください!
では、どのようにすれば腰痛がでないようにするのかお伝えしますね。
それはなんと・・・ストレッチです!
特にお尻のストレッチをすることでお尻周りの筋肉が硬くなるのを防ぐことができるのでオススメです!
詳しいやり方はこの場でご説明できないので詳しくは当院にお越しいただいた際にご説明させていただきます。
他にも、長時間座り続けていて動こうとする前に座っている時に軽くでいいので腰を曲げてもらったり、できるのであれば1、2時間に1度程度立ち上がって前屈や後屈などやその場で足踏みしてもらったりするだけでも痛みは軽減できると思います。
ストレッチについては当院にご来院していただいた際に詳しくご説明致します。
腰の状態によってはセルフストレッチだけでは対処しきれないことがあるので迷わず当院にご連絡ください。
「腰痛」の治療と言っても、患者様のお身体の詳しい状態を確認してからでないと詳しい原因が判断できません。
ですので当院では初めてご来院された際には徹底的に問診及び検査をすることによって原因を特定します。
そして、その判明した原因に対して的確な施術を行うことを心掛けています。
当院では、姿勢が悪くて猫背になってしまうパターンの腰痛の場合、腰の筋肉に対してのアプローチだけではなく、お尻の筋肉を含めた原因となりうる筋肉に対してアプローチすることによって腰痛を取り除けるように施術していきます。
他にも骨盤矯正やお尻の筋肉を使えるようにする治療、いわゆる根本治療を行っております。その他にも鍼灸治療で筋肉の血流を良くしたり、電気治療で筋肉を動かしやすくしたりするなど様々な治療をご提案させていただいております。
腰のお痛みでお悩みの方はぜひ当院にお気軽にご相談ください!
お電話ありがとうございます、
ひめじま本通整骨院でございます。