こんにちは!
西淀川区、阪神姫島駅スグ、ひめじま本通整骨院です!
本日のテーマは『ぎっくり腰』に効く、おすすめの湿布は?というテーマでやっていきます。
接骨院なのだから、湿布よりも治療でしょ!って感じですが、それでも痛いとやはり、湿布を使いたいですよね。
そんな時に『身体のプロ』である私たちから見た、おすすめの湿布をご紹介したいと思います。
まず湿布の種類を、みなさんのイメージからで大きく3つに分類すると、
まず、1つめが冷湿布・2つめが温湿布・3つ目が薬剤効果のある湿布だと思います。
結論から述べますと、冷湿布と温湿布には痛みを除去する力はありません。
またこの2つには、もともと冷やす能力、温める能力もなく、あくまでも体感、『冷感』や『温感』の体感覚で痛みを鈍らせるという意味合いがあるものです。スポーツをやっていた人なら、『コールドスプレー』というもの(野球でデッドボールが当たったときに、行うもの)を知っていると思いますが、それも同じです。
なのでこの2つ(冷湿布・温湿布)はそもそも薬品ではありません。冷湿布は“ハッカ”成分で冷たい感覚を生み、温湿布は唐辛子に含まれる“カプサイシン”成分で、温かい感覚を生み出します。
では3つめの『薬剤効果のある湿布』ですが、これが痛みを除去することに大きく関与します。
例えば、病院で処方される『ロキソニンテープ』や『モーラステープ』などは最たる例ですよね。現在は医療用同成分として、町のドラッグストアでも販売しています。
こちらの湿布は、痛み止めの成分を皮膚から吸収させることにより、痛みを発している体内物質を除去する能力があります。
今述べたように、最初の2つ(冷湿布・温湿布)は“気持ちいい”という感覚を与えるだけで、あまり効果はなく、薬理成分のある湿布が効果があるということになります。
実際、私がぎっくり腰になったときに、痛みで全く動けず、仕事もままならない状況の中、対処的に湿布を張り、どうせなら自分の身体で効果を試してみようと思い、すべての湿布を試してみました。
もちろんですが、冷湿布・温湿布を張ったことでは痛みは取れず、身体を動かすということはできませんでした。
ただし、先ほど言った『ロキソニンテープ』を張り、30分後ぐらいには、痛いという感覚は抜け、少し身体が動くようにはなりました。
私自身もぎっくり腰は初めてで、こんなに痛いし、動けないものなんだと、体感し、患者様のお気持ちを痛感したのですが、みなさんが湿布を張りたくなる理由や、こういった『モーラステープ』を張る意味が理解できました。
ただしこの湿布の成分の効果は、2時間ぐらいが限度で、それが切れると、痛みはぶり返してきます。つまり、『治す』という意味で使用するものではないことを理解しておきましょう。
私がぎっくり腰になった際も、部下に鍼治療や手技治療を合わせて、行ってもらい、仕事中はこの湿布をしておく。この使い方で、およそ5日で痛みは消失しました。何よりも、仕事に穴をあけることなくできたのが良かった思いがあります。
当院においては、ぎっくり腰になった際の、最速で回復する治療プログラムをご提案させていただきますので、ご相談いただければと思います。
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執筆者:鍼灸師 ひめじま本通整骨院 多田翔真
皆様が今以上に楽に生活を送って頂けるように、痛みや不調の根本的な原因を改善するための知識・技術を日々追及しています。日常生活での使い方のクセや仕事やスポーツなどでの身体の使い方など、ご自身では気付けていない痛みや不調の元となる悪い習慣を改善できるように、身体の使い方や普段からできる筋トレやストレッチなどもアドバイスさせていただきます。
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