その「しびれ」放っておくと治りづらくなるかもしれません

皆さんこんにちは!
ひめじま本通整骨院の宮里です。
もう早いことに9月になりましたね。
9月だからといって油断してはいけません!
まだまだ暑い日が続くので水分補給など忘れずにおこなってくださいね!

今回は坐骨神経痛についてご説明させていただきます。
まず、なぜ坐骨神経痛になるのかの原因と日常生活に支障がでる姿勢をご説明します。
長時間座っている時や床に直接お尻をつけて座っている時などにお尻から足先にかけて痺れてくる事はありませんか?
立っている時に後ろ体重になり同じように足先にかけて痺れてくることはありませんか?
普段での生活でこういう場面や姿勢などはよく起こり得ます。
生活習慣での体の使い方・姿勢が悪いと筋肉や関節・神経に負担をかけ、坐骨神経痛の原因になってしまいます。
坐骨神経痛の症状は一度発症すると、仕事中や私生活にも悪影響を及ぼします。
そうならない為にも、まずは坐骨神経痛というものがどういう症状か、予防法やストレッチなどを紹介させていただきます。

では坐骨神経とはなにかというと、
坐骨神経は人体のなかでもっとも太く、お尻(座ると当たる骨の部分)からつま先まで伸びています。この坐骨神経が圧迫されるなどの刺激を受けると、腰や臀部(尻)・太もも・ふくらはぎや足の先などに、鋭く、電気が走ったような痛みや、ピリピリ、ビリビリとしたシビレ、強く張っている感じ、などの症状が生じます。これが坐骨神経痛です。

特に長時間座っている時や床に直接お尻をつけて座っている時、立位での作業時間が多くなる場合は坐骨神経を取り囲む周りの筋肉の緊張が強くなります。
一度痛みのせいで動かなくなった筋肉は、意図的に動かしてあげないと、再度動き出すことはありません。
人の身体は形状記憶と同じなので正しい姿勢を記憶させてあげないといけません。その為には、日常からの正しい身体の使い方、座り方を見直す必要があります。
では、どうすれば正しい身体を手に入れれるか?
生活習慣での身体の使い方・姿勢が悪いと骨盤が後ろに倒れてしまい、座っていると坐骨神経を圧迫していまい神経痛を引き起こすのでまずは姿勢を正しく保つことと神経(通り道)の周囲の筋肉の硬さを取るためのストレッチのやり方をご説明します。

お尻のストレッチ(中殿筋、梨状筋)
姿勢を正しく保つのに1番要となるのはなにかわかりますか?
それは骨盤の後ろについているお尻とお尻周りの筋肉です。
お尻の筋肉とお尻周りが硬くなることで骨盤が後傾してしまい正しいし姿勢を保つことができなくなり神経を圧迫してしまって神経痛が出てきます。

太ももの後ろの筋肉(ハムストリング)
最初の方にもお伝えした、立っている時に後ろ体重になってしまい太ももの後ろの筋肉(ハムストリング)が硬くなり神経を圧迫し痺れが発生してしまう事も原因になるためハムストリングのストレッチも行います。

ストレッチ以外にも筋肉を緩めるやり方があります。それは『温めること』です。
これはすごく大切です。
筋肉は温めれば温めるほどほぐれます。
湯船にゆっくり浸かったり、日常生活ではカイロを貼ったりして筋肉を温めてほぐしていきます。
夏場なんかは特に冷房など使用するため筋肉が固まりやすいので要注意です!

当院では上記のことを予防するために治療中にもストレッチを行っていきますし、ホットパックなどを使用して身体を温めながら治療を行なっています。
お家でも簡単にできるお尻と太ももの後ろの筋肉のセルフストレッチをお教えしています。

最後に、神経系の症状は2〜3ヶ月続くと慢性化となり元の身体の状態に戻るにはすごく時間がかかってしまう症状なので、『あれ痛いな』『痺れてるかな?』と少しでも思っている方はなるべく早く来院していただき、治療を受けてもらいたいです。
そして1日でも早く元の身体に戻れるようにサポートさせて下さい

以上、ひめじま本通整骨院の宮里でした。

執筆者:鍼灸師 ひめじま本通整骨院 多田翔真

皆様が今以上に楽に生活を送って頂けるように、痛みや不調の根本的な原因を改善するための知識・技術を日々追及しています。日常生活での使い方のクセや仕事やスポーツなどでの身体の使い方など、ご自身では気付けていない痛みや不調の元となる悪い習慣を改善できるように、身体の使い方や普段からできる筋トレやストレッチなどもアドバイスさせていただきます。

ひめじま本通整骨院