あなたは快適に歩けていますか?

こんにちは!

ひめじま本通整骨院の空です。

今の暑い季節はいい景色を見ながら走りに行ったり、出掛けたりすることが多くなりましたよね。

開放的な季節になると、人は行動することが増えてきます。

そんな時に足下の痛みがあっては思う様に動けませんよね、大事な予定がある時や移動距離が遠い時などに困ったり、行くことを諦めたりしていませんか?

私が最近患者様の治療にあたる中で患者様を悩ませ、困らせる症状で特に多いのが足底筋膜炎です。

歩くたびにズキズキする痛みが走り、なかなか改善されない症状です。

足底筋膜炎とはどういう症状なのか、またどうすれば改善されるのかというところをお伝えさせていただきます。

 

足底筋膜炎とは足底筋膜と呼ばれる繊維が炎症や損傷を起こすことによって痛みが生まれます。足底筋膜は足のアーチを支えて、足の裏側にある帯状の組織で、かかとから指にかけて広がっています。この組織は足のアーチを形成するのに働き、足を踏み出した時の着地時における足裏にかかるストレスや負担を吸収する役割をします。また、着地時における力を吸収し次に蹴り出す時の力も生み出します。

これを繰り返すことによって、人の身体は歩くことができます。

常に体重がかかるそんな大事な組織に炎症や損傷があるとどうなると思いますか?

もちろん普段通りには歩けませんよね。

足底筋膜炎は過度な圧力や緊張がかかることによって引き起こされます。

主な症状は鋭い痛みや刺す様な感じがあることです。特に朝起きた直後や長時間立ち続けた後など、足を使った後に強く痛みが現れることが多いです。痛みは足底筋膜のついているかかとの近くに集中し、足底の張りのように感じることもあります。

 

足底筋膜炎になる原因はいくつかの理由があります。

 

1.過度な負担

2.筋肉のバランス不良による問題

3.歩行姿勢による問題

 

1.長時間による立ち仕事や激しい運動、体重の急激な増加など足底筋膜に過度の負担がかかることが原因になります。

特に同じ動作を繰り返すことは同じ場所に負荷をかけ続けることになりますので、仕事環境や作業時間を見直すことが必要になります。

 

2.足下の筋肉のつき方が偏り、左右のバランスが違うことで普段よく使う筋肉とそうでないと筋肉との差が生まれます。この状態が強くなれば余計に足底筋膜への負担になります。

バランスが保ててない状態は必ずどこかに余計な力が入る証拠です。片足立ちをしてふらつくのも同じです。

特に足裏のアーチを引き上げる筋肉が脛の方についていますが、これが機能しなくなればアーチが下へと落ちてしまい扁平足になります。

どこの筋肉が弱いのか、強すぎるのかを見極め足下が動かしやすい状態になれるような身体の状態にできるように足裏の筋力トレーニングもさせて頂きます。

 

3.歩行姿勢による問題は、歩行時に足底筋膜への不必要なストレスがかかることがある場合は、足底筋膜炎へのリスクを高めます。

基本的な歩行姿勢を保てる方は、なかなか数多くありません。靴のかかとがすり減ったりしていませんか?それも、歩行姿勢による問題になります。足下を上へ引き上げる股関節周りの筋肉が上手く機能せず、結果的に地面を擦るような歩き方が生まれます。それでも歩けてしまうので、その状態を治そうと思ったりはしない方がほとんどです。ですが、これが初めの足底筋膜に負担をかける動作のきっかけになります。

 

これらの原因がみなさんの足下を痛めてしまう原因になります。もしかしたら、この中に思い当たる節があった方はいませんか?いつの間にか痛めてしまうきっかけが、実はすぐ傍に転がっています。

当院の治療では、そういった原因を早期に発見し根本的に治療することを考えています。

身体の状態を患者様にも把握できるように問診と検査をさせてもらい、歩き方などもわかりやすいように写真や動画を使って説明もさせて頂きます。

患者様にも分かりやすく、感動できるような治療を提案させて頂きますので、お悩みの方はぜひお問合せください!

執筆者:鍼灸師 ひめじま本通整骨院 多田翔真

皆様が今以上に楽に生活を送って頂けるように、痛みや不調の根本的な原因を改善するための知識・技術を日々追及しています。日常生活での使い方のクセや仕事やスポーツなどでの身体の使い方など、ご自身では気付けていない痛みや不調の元となる悪い習慣を改善できるように、身体の使い方や普段からできる筋トレやストレッチなどもアドバイスさせていただきます。

ひめじま本通整骨院