こんにちは!
大阪市西淀川区姫島にある「ひめじま本通整骨院cure」です!
ここ数日寒さがきついのもあってか背中を丸めて歩いている方をよく見かけます。
背中を丸めて歩くと、背中や肩・頚・腰・膝・股関節といろいろなところに負担をかけてしまいます。
なるべく首元を冷やさないようにすると寒さの感じ方もマシになると思うので、
みなさんできる限り身体を冷やさないように注意しましょう!
先ほども軽く触れましたが、今回は「股関節」について書こうと思います。
とても大切な関節なんですが、みなさん知っているようであまり詳しく聞いたことがない方が多いようなのでこれを機に知っていただければと思います!
1. 股関節の構造
(1) 骨の構成
- 骨盤の寛骨臼(かんこつきゅう)
股関節の「受け皿」となる部分。くぼんだ形状で、大腿骨頭を包み込むようにして安定性を確保します。 - 大腿骨頭(だいたいこつとう)
大腿骨の上部にある丸い部分。寛骨臼と滑らかに接触して関節を形成します。
(2) 関節の補強構造
- 関節包
寛骨臼と大腿骨頭を包む丈夫な膜で、関節を安定させながら適度な可動性を保ちます。 - 関節軟骨
大腿骨頭と寛骨臼の表面を覆う滑らかな軟骨。摩擦を減らし、衝撃を吸収します。 - 股関節唇(こかんせつしん)
寛骨臼の周りにある繊維軟骨のリング。関節の安定性を高めます。
(3) 筋肉と靭帯
- 主要な筋肉
- 腸腰筋: 股関節の屈曲を助ける筋肉。
- 大臀筋: 股関節を伸展する筋肉。
- 中臀筋、小臀筋: 股関節を外転(外側へ動かす)する筋肉。
- 靭帯
- 腸骨大腿靭帯: 股関節を前方から支える靭帯で、人体で最も強力な靭帯の一つ。
- 坐骨大腿靭帯: 股関節を後方から支える靭帯。
2. 股関節の機能
(1) 体重の支持
股関節は、立っているときや歩いているときに体重を支える役割を果たします。特に片足で立つときには、体重の数倍の負荷がかかります。
(2) 動きの多様性
球関節(ボール&ソケット型)であるため、以下のような多様な動きが可能です:
- 屈曲(曲げる)と伸展(伸ばす)
- 外転(外側へ動かす)と内転(内側へ動かす)
- 内旋(内側に回す)と外旋(外側に回す)
- 複合的な動き(例えば歩行やしゃがみ動作)
(3) 衝撃の吸収
股関節の軟骨や関節包、筋肉が衝撃を吸収し、骨や関節が損傷しないように保護します。
3. 股関節の特徴と重要性
- 股関節は人体で最も可動性が高く、かつ安定性の高い関節です。
- 歩行、走行、しゃがむ動作など、日常的な動作すべてに関わるため、痛みや不調が生活の質に大きな影響を与えます。
- 加齢や過剰な使用、外傷などで股関節に障害が生じると、関節痛や運動制限が起こりやすくなります。
股関節の健康を維持するためには、適切な運動や体重管理、柔軟性を保つためのストレッチなどが推奨されます。
「股関節」の治療と言っても、お身体の詳しい状態を確認してからでないと詳しい原因は断言できません。
ですので当院では初めてご来院された際には徹底的に問診及び検査をすることによって原因を特定します。
そして、その判明した原因に対して的確な施術を行うことを心掛けています。
自分の身体を知って痛みに悩まず笑顔で毎日を過ごしましょう!
大阪市西淀川区姫島
ひめじま本通整骨院
お電話ありがとうございます、
ひめじま本通整骨院でございます。